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学習会 vol.5 ARCHIVE
6月18日(土) 曇りときどき雨。
今回の参加者は4人。学生さん1人、せんぱい2人、そしてぼく。

この日も和室でのんびりはじめました。

せんぱい2人が遅れてくるということだったので、この日が初対面の学生さんとぼくは1時間半くらいずっと話をしていました。
これがなかなか楽しく、このくらいの少人数もアリだなぁ、、なんて思いも。
けっこう年齢が近かったこともあって、これまでの経歴から、世代ならではの話までいろいろ話ができました。
ちなみにぼくは、あと何ヶ月かで28歳。ムサビに入学した頃は23歳だったから、だいぶ時間が経ちました。いやぁ、懐かしいなぁ。みなさんにはぜひ、ムサビでの時間を大切に過ごしてほしいなと思いつつ。


せんぱいが途中から参加してくれたので、いよいよ本題に。
集まった人たちの自慢話。
ほんの数人だったので、ぼくも張り切って参加しちゃいました。

最初に1枚のシートを配って、そこに自慢話のキーワードを書き出してもらいました。
キーワードを書くためのカテゴリは全部で8つ。
・家族を自慢してください
・家族から見た自分を自慢してください
・友人を自慢してください
・友人から見た自分を自慢してください
・中学生までの自分を、客観的目線で自慢してください
・中学生までの自分を、主観的目線で自慢してください
・高校生以降の自分を、客観的目線で自慢してください
・高校生以降の自分を、主観的目線で自慢してください
といった内容。

キーワードを書き出してもらったあとは、一斉にお互いのシートを見せ合います。
その後、お互いが気になったワード、あるいは自分がオススメのワードを各々が自慢していきます。
みんな、自慢してるときの表情が素敵すぎて本当によかった。
何回やってもいいなぁという面白さでしたよ。


実際に出た自慢を、ここでちょっと紹介・・・いや、自慢しようと思います。

せんぱいのToさん。
「会いたい人に会える」
内容を聞いてびっくりしました。
マラドーナやペレと実際に会ったことがあるんですよ。写真を一緒に撮ったり、サッカーボールを蹴られたりしてる。
別のシーンでは、コミュデ在籍中に、ジブリの鈴木プロデューサーと授業の取材で会ってる。
他にもいろいろと話に出てきます。いや、すごい。
Toさんは、この人に会いたいな、と思う相手と会える、不思議な力を持っているんです。
これは間違いなくぼくにはない力で、それが運なのか、意志の強さなのかはっきりとはしないけど、とても羨ましく思いました。

せんぱいのTuさん。
ムサビ通信、終わってみたら優と良しかなかったんです。
いやいや、ほんとにすごい。
ぼくなんて、成績が中くらいだったから、羨望の眼差し。
でも確かに納得なことがあって、Tuさんは、ものごとをわかりやすく、丁寧に伝えることがとてもうまい。相手の表情や仕草を見て、感覚的にバランスの良いコミュニケーションをとれる人なんですよね。そんなところがやっぱり成績にも表れて、しっかりとした軌跡を残してこれたんだと思います。

学生のKくん。
かなり万能タイプなんです。
英語も堪能、水泳や書道、フットサルなんかも得意で、ファッションや音楽にもなかなか詳しい。
外見も良く、物知りな一面もあって、かなりのモテ男。だとぼくは勝手に認識しました。
実際に話をしていて、鳥瞰的にものごとを見られる性格でもあるのかなと思いました。
自分の現状を客観的に判断できて、これから必要なものを着実に吸収していける。そんな印象を受けました。
誉めすぎ?

ぼく。
特にないです。
あっはっは。
というと怒られそうなので少しだけ。
ぼくね、昔はめちゃくちゃ頭良かったんですよ。ほんとほんと。最低でも東大って言われてたくらいだったんだから。
よくある話。
懐かしいですねーあの頃。あの頃っていうのは、中学生の頃です。
そのあとはあっちにフラフラこっちにフラフラ。そうするとぼくみたいな人間ができあがります。
みなさん真似しないように。はい。

とにもかくにも、とても有意義な時間を過ごせたと思います。
4人とも思いきり自慢をしあって、キラキラ輝いてました。

最後に、今回伝えたかったことをまとめておきましょう。
ポイントは3つ。

1.この自慢話が、自己分析につながる
客観的に自分を見ているキーワードは、具体的な言葉が多い。それは、相手に伝えやすい自分の特徴でもあるんです。
逆に、主観的に自分を見ているキーワードは、形容詞的な要素が多い。これを「具体的な言葉」と絡めていくと、深みの増す自己分析につながっていくんです。

2.就活は、「自慢」をしてほしい
面接でも書類でも、しっかり自慢をしてください。やっかみが生まれるような言葉遣いでなければ、それはとても心地いいプレゼンテーションになるはずです。自分を卑下したり、劣等感の優先順位を高くすることがないようにしてほしいなと思うんです。

3.プレゼンテーションの善し悪し
お互いの自慢話を発表する。これも小さなプレゼンテーション。相手がどんな話し方をしたら理解しやすかったか。自分がどんな話し方をしたら相手がよく理解していると思えたか。これを感じてもらいました。


ちょっと長くなりましたが、今回の学習会報告はこのあたりで。
Toさん。いつもお世話になりっぱなしですね。ほんとにありがとう。これからも良い友人、アホな飲み友達としてよろしくです。
Tuさん。久しぶりに会えて嬉しかったです。会う度にコミュニケーションとはなんぞやと教えてもらってる気がしています。感謝。
Kくん。初めて会ったとは思えない印象でした。これからも気軽に話をしていきましょう。あらためてよろしくです。

飲み会から参加してくれた、
Mくん。きみの話はおもしろすぎる。またいろいろと教えてくださいな。例のマンガ、3巻以降読まねば。
Wさん。次はまた学習会からよろしくね。現役のグラフィックデザイナーとして、いい体験談を期待しています。

畳でときにゴロゴロしていたとむらでした。
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