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学習会 vol.7 ARCHIVE
10月22日(土) 秋の薄曇り。
今回の参加者は、学生さん1人、この3月の卒業生1人、せんぱい2人、そしてぼく。5人が集まりました。

ここのところだいぶハマっている和室で、のんびりスタート。
ゆるゆると順番に集まってきた参加者のみんな。
適当に集まったところで簡単な自己紹介をしてもらい、あとはお任せで思い思いにトーク展開。
今回のテーマが「最近どう?」というものだったので、お互いに話したいことを話し、聞きたいことを聞く、そんなスタイルで進めていきました。

就活をしている話。
これから本格的にデザインの方面に転職したい話。
最近した仕事のこと。
今興味があること。
ポートフォリオのこと。

個別でワイワイ、みんなでワイワイ。意外とこんなテーマでも話が弾むもので、楽しく進めていくことができました。
その中で、ポートフォリオ制作に関してぼくが話した内容を参考として残しておきたいと思います。
これはけっこう真面目な話かも。


・見せるところと抑えるところ
どこをしっかり見せてどこを抑えるのか、といった話をしました。アレもコレも並列の扱いで見せるのではなく、メリハリを付けて見る人の心を捉えるようにすること。これはベーシックなことだけど、とても大切なことです。自分の作品の何を見せたいか、どう見せたいか、そこをしっかり意識してポートフォリオ制作に取り組む。その意識の有り無しだけでで、だいぶ変わってくるはずです。みなさんにも、それを念頭に置いた制作をしてもらいたいなと思います。

・観察すること
世の中広いです。いいものがたくさんあります。かっこいいもの、かわいいもの、シブいもの。グッとくるものをよく観察して、どうやったらそれを実現できるのか、ということを考えてみると良いと思います。「この本みたいなポートフォリオを作りたいな」と思ったら、使っている書体、文字の大きさ、余白の使い方、色の使い方、写真の扱い方、それから体裁までとにかく観察して、それを自分のポートフォリオに反映してみる。これがとても大切だと、ぼくは思います。ただ「見る」のではなく、「観る」こと。とっても大切。

・文字/色/写真
そこに意味を見出せる使い方をする。まずはそこかなと思います。こう見せたいからこの文字を使う、この色を使う、作品写真はこう撮る。そうやっていくうちに、確実にポートフォリオの深みが増していきます。細部まで、「意図」を持って制作に取り組むのがベスト。
「遊び」を加えていくのは、その意識が定着したあとでいいかもしれません。



他にもいろいろと話をしましたが、ひとまずこんなところで。
相談に持ってきてもらったポートフォリオに関しては妥協しないで突っ込みますよー。
ぼくもけっこう、デザインに関しては真剣なのです。

今回参加してくれた人はもちろん、これからポートフォリオを作っていこうという人も、ぜひ相談しまくってくださいね。一緒にがんばっていけたらいいなと思います。


Tさん。いつも参加してくれて感謝です。次はデロリアンに乗ってきてくれることを期待しています。
Wさん。今回も楽しい場を作ってくれてありがとう。次は豚の丸焼き抱えて来てね。
Oさん。ポートフォリオ、ますます良くなっていくことを期待しています。頑張ってくださいね。
Kくん。文字とか色とか、またアホな話しようね。良いデザイナーになれるように、がんばろう。


好き勝手に畳でゴロゴロ転がっていたとむらでした。




学習会 2011 04
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